糖尿病患者さんの6割は65歳以上の高齢者です。御所南はらしまクリニックでは、高齢者がかかえる問題、とくにフレイル・サルコペニア、認知症の研究を、京都大学や全国の医療機関(市立旭川病院・市立札幌病院・はせがわ内科クリニック・高島市民病院・関西医科大学総合医療センター・県立宮崎病院・国立長寿医療研究センター)と実施しています。また、一人一人の高齢者に適した医療を提供しています。
糖尿病を持つ方が健康寿命を達成できない要因には男女差があることがわかりました。
男性では、末梢神経障害に注意が必要です。とくに独り暮らしの男性は、外出の機会を増やすことが重要です。
もともと体組成が男性と女性では異なっており、その影響がフレイルやサルコペニアの発症に影響を与えています。女性では、とくにうつ病や認知機能低下にも注意が必要です。